脳神経外科

担当医師表

午前9:00-12:00※受付は
8:00-11:30
  • 栗岡
  • 明田(第1.3.4.5週)
  • (第2週)
  • 米澤
  • 栗岡
  • 前岡
  • 米澤
  • 栗岡(第1.3.5週)
  • 米澤(第2.4週)
横にスライド

主な診療内容

脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳動脈瘤、脳動静脈奇形等)、脳腫瘍、頭部外傷、機能性疾患(三叉神経痛、頭痛、めまい、顔面けいれん等)等を扱っています。

「発症してから」の治療ではなく「発症を防ぐための予防」のため、早期発見できる脳ドックで検診される事をおすすめします。

実施手術

脳動脈瘤クリッピング術、脳腫瘍摘出術、脳動静脈奇形摘出術、各ドレナージ術
定位脳手術、V-Pシャント
血管内手術(内頸動脈ステント留置術、脳動脈瘤コイル塞栓術等)

☆緊急症例に対しては、緊急検査・緊急手術で対応します。

頭部MRI・MRAの例

MRI

大きな磁石による“ 強い磁場”と“電波”を使って画像を得るため、放射線による被曝がなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができます。

頭部MRI画像

MRA

MRI装置を使用した血管撮影(MR Angiography;MRアンギオグラフィ)のことで、異なる装置で検査するわけではありません。 MRA検査は、数多くのMRI検査メニューの一種です。

頭部MRA画像

MRAで発見した脳動脈瘤をクリッピング術で消失

MRAで脳動脈瘤が判明

MRAで脳動脈瘤が判明

脳内の動脈にできた異常な膨らみ(こぶ)が脳動脈瘤です。我が国では毎年人口1万人あたり1.5~2人に脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血が生じていると推定されています。
脳動脈瘤は自覚症状がないため破裂によって明らかになる場合が多く、破裂すると血液が脳周辺のくも膜下腔に流れ込み、くも膜下出血を引き起こします。くも膜下出血は、出血性脳梗塞や脳機能障害を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。
早期発見・治療のために、ドック検査を受診ください。

脳血管撮影で脳動脈瘤を確認

脳血管撮影で脳動脈瘤を確認

脳動脈瘤クリッピング術

クリッピング術とは、脳動脈瘤が破裂しないようにクリップで留め、くも膜下出血を予防する治療法です。

脳動脈瘤の消失を血管撮影で確認

脳動脈瘤の消失を血管撮影で確認

脳神経外科とリハビリテーション科との連携

脳卒中急性期治療と急性期リハビリテーション治療、そして回復期リハビリテーション治療について

私たちは、脳卒中(脳出血や脳梗塞等)や頭部外傷(脳挫傷等)等の治療を行う上でもっとも大切なことは、急性期の点滴治療や手術治療だけでなく、その患者さま自身が退院でき、自宅に戻ったり(家庭復帰)仕事に戻ったり(社会復帰)することであると考えています。

一般に、急性期病院(例えば、脳梗塞や脳出血等発症したての治療を行う病院)では、回復期リハビリテーション病棟を設けていないところが多く、急性期の治療が終わり、集中的にリハビリテーションを行う時期になるとリハビリテーションのできる病院へ「転院」することとなります。そして、リハビリテーションに特化した病院、すなわち回復期リハビリテーション病院では、入院中に患者さまの病状が悪化した時や、その他の疾病を併発した時は、急性期病院への「転院」が必要になります。

阪奈中央病院の特徴は、急性期治療(脳神経外科、脳神経内科、リハビリテーション科、内科、外科、整形外科等)の病棟「急性期病棟」と、リハビリテーションに特化した病棟「回復期リハビリテーション病棟」を併設していることです。
阪奈中央病院では回復期リハビリテーション病棟だけでなく急性期病棟にも、リハビリテーションのセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が配置されており、急性期病棟から回復期リハビリテーション病棟にかけて、時間的だけでなく、治療の質的にもシームレスな(継ぎ目のない)リハビリテーション治療を行っています。

超急性期治療から安全を確保しながらベッドサイドでのリハビリテーションの介入を開始し、入院後急性期の病状が安定(平均15日)すれば、同じ病院建物の中にある「回復期リハビリテーション病棟」にベッドを移し、リハビリテーションを継続提供しております。

回復期リハビリテーション治療中の、急病発症に関して

回復期リハビリテーション治療は、長ければ数カ月になることが有り、その期間に、他の病気を発症されることもしばしばあります。
当院の回復期リハビリテーション病棟に入院中に、別の疾患(心筋梗塞、胆嚢炎、腸炎、腸閉塞、癌等)等を発症された場合、各疾患の専門医師が診察いたします。病状によっては急性期病棟にベッドを移動し、精査加療が施されます。

リハビリテーション治療と人工透析治療について

一般に、回復期リハビリテーション病院では、人工透析の治療を行うことが困難であり、人工透析治療を必要としている患者さまを受け入れることのできる回復期リハビリテーション病院の数が非常に少ないという現状があります。 阪奈中央病院では、一般病棟だけでなく回復期リハビリテーション病棟入院中にも、人工透析治療を継続して受けることができます。

JND研究事業参加について

━ 当院で脳神経外科治療を受けた患者さまへのお願い ━

当科では、「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)」に協力しています。
当科に入院された患者さまの臨床データを解析させて頂き、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。

JNDへ提供するデータに関して:個人を特定できない形に加工したデータで提供しますので、患者さまのプライバシーは完全に保護されます。

JNDの解析に自分のデータを使用されることを拒否される方は、その旨をお申し出下さい。また、その他研究事業についての資料を閲覧希望の方は、研究班ホームページをご参照下さい。

JNDへのお問い合わせ等

日本脳神経外科学会データベース事業事務局
一般社団法人日本脳神経外科学会
〒113-0033
東京都文京区本郷5-26-16 石川ビル4階

医師紹介

  • 資格
    1. 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
    2. 日本脳卒中学会 専門医・指導医
    3. 日本脳卒中の外科学会 技術指導医
    1. 日本脳神経外科学会代議員
    2. 日本頭蓋底外科学会評議員
    所属学会
    1. 日本脳神経外科学会
    2. 日本脳卒中学会
    3. 日本頭蓋底外科学会
    4. 日本脳神経外科コングレス
    1. 日本脊髄外科学会
    2. 日本小児神経外科学会
    3. 日本神経内視鏡学会
    4. 日本頸部脳血管治療学会
    1. 副院長 栗岡学園久暢
    資格
    1. 日本脳神経外科学会 専門医
    2. 日本リハビリテーション医学会 認定医
    3. 日本医師会 健康スポーツ医
    4. 医師臨床研修指導医
    5. 日本医師会 認定産業医
    1. 日本脳神経血管内治療学会 専門医
    2. 麻酔科 標榜医
    3. 日本体育協会スポーツドクター
    4. 義肢装具等適合判定医
    所属学会
    1. 日本脳神経外科学会
    2. 日本脳神経血管内治療学会
    3. 日本リハビリテーション医学会
    1. 日本脳神経外科コングレス
    2. 日本脳ドック学会
    3. 日本温泉気候物理医学会
  • 資格
    1. 日本脳神経外科学会 専門医
    2. 日本脳卒中学会 専門医
    3. 日本医師会 認定産業医
    1. 日本脳神経血管内治療学会 専門医
    2. 日本脳卒中の外科学会 技術指導医
    所属学会
    1. 日本脳神経外科学会
    2. 日本脳神経外科コングレス
    3. 日本脳卒中の外科学会
    1. 日本脳神経血管内治療学会
    2. 日本脳卒中学会
    3. 日本心血管脳卒中学会
    外来診療担当
    1. 第1,3,4,5週月曜日 午前
  • 資格
    1. 日本脳神経外科学会 専門医
    2. 日本脊髄外科学会 認定医・専門医
    1. 日本脳卒中学会 専門医
    2. 日本脳卒中の外科学会 技術指導医
    所属学会
    1. 日本脳神経外科学会
    2. 日本脊髄外科学会
    3. 日本脳卒中の外科学会
    1. 日本脳卒中学会
    2. 日本脳神経外科コングレス
    3. 日本脳神経減圧術学会
    外来診療担当
    1. 第2週月曜日 午前
  • 資格
    1. 日本脳神経外科学会 専門医
    2. 日本脳神経血管内治療学会 専門医
    3. 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医
    4. 日本頭痛学会 専門医
    1. 日本脳卒中学会 専門医
    2. 日本脳卒中の外科学会 技術指導医
    3. 日本抗加齢医学会 専門医
    4. ボトックス講習修了医
    所属学会
    1. 日本脳神経外科学会
    2. 日本脳神経血管内治療学会
    3. 日本プライマリ・ケア連合学会
    4. 日本頭痛学会
    1. 日本脳卒中学会
    2. 日本脳卒中の外科学会
    3. 日本抗加齢医学会
    外来診療担当
    1. 木曜日 午前
  • 外来診療担当
    1. 木曜日 午前