「患者さまと信頼関係を築く」

Uさん 3B病棟勤務

看護師になって印象に残ったことは、患者さまとのコミュニケーションのとり方です。

患者さまと話すときに、言葉遣いや伝え方、表情や目線に気を付けることが大事だと気づきました。なにか患者さまから質間があったときに不安が残るような言い方ではなく、患者さまに伝わるような丁寧で分かりやすい説明が大事だと思いました。

私が患者さまを受け持つようになったころ、患者さまから創部の状態や薬について質間されたことがあり、その場ではうまく答えられず、先輩看護師にフォローしてもらっていました。「聞いてきます」と言って一旦その場を離れて先輩に聞いてから再び病室に戻り、患者さまに説明したことがありました。結果的に長く待たせることになり、再びナースコールが鳴ったこともありました。自分に分からないことがあったら、患者さまの前では焦らず、先輩に質問したり自分で調べたりするのが大事だと思いました。私が不安がっていたら、患者さまにもそれが伝わるので、不信感を与えないような立ち回りをすることが重要であり、ナースコールにはすぐに出て先輩に報告し、対応することで患者さまの不安が和らぐと思いました。

看護を実践するには患者さまと看護師が良い信頼関係を構築することも大事だと気付きました。患者さまからの信頼を得るには、正しい情報を伝える、親身になって話を傾聴する、不安を煽らない、できるだけ早くナースコール対応をすることなどが必要だと感じました。新人の自分にできることは積極的に動き、できないことには先輩と一緒に対応して患者さまを不安にさせないことが大事です。

患者さまの中には病院という慣れない環境にいて、痛みもあって不安な気持ちで過ごしている人もいます。私は今まで入院をしたことがなく、そういった患者さまの不安に気付けなかったが、その背景を知り、適切な対応ができるようにすることが大事だと考えます。

私が学生だったころにあげていた目標は、患者さまの不安や苦痛を和らげるような看護師になることでした。看護師になりたての4月や5月頃、先輩看護師が実践している患者さまとの関わり方を見学して、自分が想像していたより看護は奥が深いものだと感じました。

患者さまの部屋を出る際、何かありましたらいつでも声を掛けて下さいと言って退室していますが、申し訳ないからといった理由で言いたいことが言えなかったり、ナースコールを押せなかったりする患者さまが多くいるように思います。話しかけやすく、患者さまに遠慮されないように接することが大事だと思いました。

看護師になって半年以上経過して、自分が思っていた以上に患者さまとのコミュニケーションは重要だと悟りました。入院中の患者さまからすると看護師は一番関わりが強い。患者さま周りの医療スタッフの連携、自分の基礎知識を固めることでよりよい関わりができるのだと感じました。これから患者さまと関わっていく上で、信頼関係の構築は重要だと感じました。