9月30日、阪奈サナトリウムでは、認知症について正しく理解し、認知症の方やそのご家族に寄り添った対応につなげることを目的に、「認知症サポーター研修」を実施しました。

はじめに、看護部長より「認知症とは?」をテーマに、認知症がどのような状態を指すのか、脳のイラストを用いて詳しく解説しました。症状の現れ方や進行について学び、PCC(パーソン・センタード・ケア)の考え方についても理解を深めました。

続いて、認知症の症状や予防について学びました。認知症の方への声掛けでは、どのような言葉や関わり方が大切なのかを考え、相手の気持ちに寄り添った対応について学びました。また、行動・心理症状(BPSD)について、症状の現れ方やその背景にある本人の気持ちを理解し、適切な対応につなげるための知識を深めました。さらに、認知症の発症リスクを減らすためにできることについても説明がありました。

また、認知症に関する相談先や制度についても学びました。地域包括支援センターや認知症初期集中支援チームの取り組み、成年後見制度などについて説明があり、当院のスタッフが参加する認知症初期集中支援チームの活動内容についても学びました。

グループワークでは、他職種の職員でグループに分かれ、「磯野家の40年後」をテーマに、本人の気持ち・家族の気持ち・私のできることについて、当事者の立場になって考えました。「気分を変えること」や「環境設定をする」など、さまざまな意見が出され、それぞれの考えを共有しました。

最後には、四條畷市 健康福祉部 高齢福祉課の方をお招きし、四條畷市の交流の場「なわてDEカフェ」や、認知症の方の見守りにつながる「見守りシール」など、市の取り組みについて紹介していただきました。地域で認知症の方やご家族を支える取り組みについて、具体的に知る機会となりました。

阪奈サナトリウムでは、今後も職員一人ひとりが認知症への理解と意識を高め、本人やご家族の気持ちに寄り添い、地域の皆さまが安心して過ごせる環境づくりに取り組んでまいります。