もの忘れ外来って?

最近忘れっぽくなった、というのは誰でも感じる事ですが、それを歳のせいと決めつけてはいけません。
加齢とともに始まる『歳相応のもの忘れ』はあまり心配がいらないことがほとんどですが、中には認知症の初期段階の場合もあります。
もの忘れ外来では、認知症の専門医による問診のほか、血液検査や画像検査、主に心理士が実施する認知機能検査等を行い、もの忘れの原因を検索し、必要な治療を行います。
こんな症状はありませんか?
- 何度も同じ事を言ったり、尋ねたりする
- 物の名前が出てこなくなった
- 物をなくしたり、置き忘れたりする
- 慣れている場所で道に迷った
- 好きだった物事への関心や興味が失われた
- ささいなことで怒りっぽくなった
- 最近の出来事が思い出せない


認知症の原因はさまざま
「認知症≒アルツハイマー型認知症≒治らない病気」と思われがちですが、原因も治療もさまざまです。「4大認知症」であるアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症、前側頭型認知症のほか、中には、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、甲状腺機能低下、ビタミンB12 欠乏症、うつ病といった治療可能な認知症が隠れていることがあります。治療もそれぞれ異なり、できるだけ早くきちんと診断をつけ、適切な治療につなげることが重要となります。
また、認知症の前段階である「軽度認知障害(MCI)」の場合、規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動といった生活習慣の改善により、認知症への移行を予防できる可能性が高くなります。
診察日時
※完全予約制です
診 察 日 | 毎週月曜日 |
診察時間 | 13時~14時 |
担 当 医 | 川村清子 <認知症学会専門医> |
ご予約・お問い合わせ
もの忘れ外来を受診される場合は、事前のご予約をお願いいたします。
<受付日時>月曜日~土曜日 9:00~17:00
当院は認知症初期集中支援チーム(なわてオレンジ初期集中チーム)としても活動しております。詳しくはこちら